温度は?電気代は?エコウィンハイブリッド1ヵ月連続運転の結果~暖房編2020~
新居に住み始めて最初の冬、リビングのエコウィンハイブリッド1台で家中暖かく過ごせています。
今回はエコウィンハイブリッドで24時間1ヵ月ずっと暖房し続けた時の室温データと消費電力を公開します。
測定場所はこちら
リビングと2階寝室になります。
外気温は2階バルコニーで計測しています。
・連続暖房期間:2020年1月20日~2月20日
・暖房はリビングのエアコン(エコウィン)のみ24時間使用、設定温度は19~21℃(ほとんど20℃設定)
・エアコンの風速は「最小」、ルーバーは水平方向
・その他暖房は未使用
・24時間換気は弱で常に運転
上記条件で温度計測を行いました。
こちらが温度推移のグラフになります
エコウィンのある1階リビングは20~22℃、2階寝室は18~20℃で推移しています。
リビングと寝室の温度差は概ね2℃ありました。
室温の振れ幅は2℃以内で安定していました。
期間中最も外気温が低かった日を見てみます。
日中の最高気温で5℃、最低気温は氷点下という日でしたがリビングは20℃以上をキープ、無暖房の寝室もほぼ18℃以上をキープしていました。
測定結果を踏まえて3月以降はエアコンの設定温度を21℃にしています。室温は測定データより1℃ずつ上がっています。(リビング21~23℃、寝室19~21℃)
床・壁・天井の温度も概ね室温と同じになっているため、体感的にも寒さは全く感じません。
というより暑くも寒くも感じない、といった感じです。
「陽だまりのようなポカポカ」は正直言いすぎではないかと…
続いて消費電力です。
我が家は京セラ製の太陽光発電を設置していますが、その付属品に簡易HEMS機能「エコノナビット」があり、発電量や消費量などのデータをネットから無料で確認できるようになっています。(京セラさん太っ腹!)
このエコノナビット、データをダウンロードできるためそれを利用しています。
ただし、消費電力は家全体のためエアコン以外の消費電力も含まれています。
先ほどのグラフに消費電力を追加したものがこちらです。
1/20~2/20の32日間連続暖房した結果、消費電力は602kWhでした。
1日あたり18.8kWhとなります。
エアコンを全く使っていない月の消費電力は6.7kWh/日のため、これを差し引くと
エアコン暖房の消費電力は18.8kWh-6.7kWh=12.1kWh/日と推測されます。
1か月を30日、電気料金を25円/kWhとすると、1か月の暖房費は
12.1kWh/日×30日×25円=9,075円
となりそうです。1か月9,000円で24時間家中暖かいのなら悪くないのではと思います。
我が家のエアコンは霧ケ峰の中でも廉価モデルのためAPFは4.9ですが、最上位モデルはAPFが7.9となっているものもあります。このあたりを熱源に使用すれば電気代は2/3くらいになるかもしれないですね。
追記 湿度について
湿度に関してもデータは取っていますが、温度より精度が出にくいため参考程度でご覧ください。
我が家も高気密・高断熱住宅の例に漏れず乾燥します。これは燃焼タイプの暖房以外では絶対に起こります。そのため我が家ではこちらの加湿器を使用しています。
こちらをキッチンにおいて「エコモード」で加湿しています。
床暖房やエコウィンのような輻射暖房が乾燥しにくいといわれるのは室温をそれほど上げなくても暖かく感じるため、エアコン暖房に比べて室内の空気の温度が低いためです。
それではグラフをご覧ください。
リビングは30~50%、寝室は40~60%となっています。
2階寝室の方が高いのは加湿された暖気がリビング階段から上昇していっているためだと思います。
リビングは湿度が若干低い日もありますが、寝室は快適な温湿度になっています。
今回はここまでです。
冷房編は今年の夏に計測したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。